前々回のブログ記事では、リノベ-ション、どんな工事(作業)をしたの? の、大まかな流れを書きました。
今回は、DIY・ワークショップで特に、人気・関心の高かった【壁の珪藻土塗り】について詳しく書いていきます。
自宅で珪藻土を塗ってみたいな、と思う方の参加が多かったので、
そんな方に向けての記事です!
まず、珪藻土を塗ろう!と思ったキッカケは・・・
① 北部屋の、結露・湿気対策。
② 部屋すべてがペンキではなく、塗り壁もプラスして、テクスチャーの変化を愉しみたい。
珪藻土塗り・DIYワークショップの講師は、団地ラボ・メンバーの小畦氏にお願いしました。
これまでにも、お施主さんのお宅を舞台に、お友達を集め、みんなで「リノベする♪」 愉しい企画をされています。
素人目線のちいさな素朴な疑問にも、わかりやすく答えてくださる、やさしくて頼りになる建築士さんです。
小畦氏のすすめで、使用する珪藻土は【エコ・クィーン】に。
オススメの理由は・・・
珪藻土、本来は粉末なのですが、すでに練ってある状態の物を購入できるので、初心者・DIYには便利。ということ。
そして、品質の安心感。 ホームセンターでも「簡単に塗れます!」という物も見かけますが、これペンキ?? な物もあるので、いろいろ見くらべる必要はあると思います。
色も、落ち着いた色調でどんな空間にも馴染みそうなものが多く、選びやすかったですね。
(これは、わたくし個人の感想ですが・・・)
さてさて、
購入した物件を、外見で、パッと見たときは、「壁がカビていて大変なことになっている!」
わけでは、ありませんでしたが・・・
間取り変更のため壁・天井を解体していくと、 下地の壁は湿気でブヨブヨな状態に。
この状態のまま珪藻土を塗っても、仕上がりが悪いだけではなく、せっかく塗っても剥がれてきてしまうおそれもあるため、大工さんに下地工事を(石膏ボードをはる)お願いしました。
でも、これだけで、すぐ塗れるワケでは、ありません。 下準備が必要です。
塗る壁の下地の状態で(合板、ビニールクロスetc・・・)下地処理の方法は変わってきます。
それらの作業に必要な材料はホームセンターで購入できるので便利です。
つづいて、道具。最低限、必要な物は、
・コテ
・コテ板
・バケツ・柄杓
塗る前に、「計画」を立てることも大切です。
珪藻土の塗り壁は、途中まで塗って、そこから継ぎ足しで塗ろう!(ペンキではよくありますが…)
だと・・・・・
最初に塗った部分と、後から塗った部分に仕上がりの差が出てしまいます。
一平面の壁は、一気に塗りあげる、
壁一枚ずつ、一気に仕上げる作業配分が必要です。
実際のワークショップでは、充分な人数が集まり、時間の経過とともに
各人のスキルが、どんどんアップし
「あれ?もう塗るところないの?」な状態に。
この壁一枚は、何人で塗る。 という計画はあらかじめ立ててはいたものの、
予想を超えるスピードで終わってしまいました・・・・・
みんなで作業する!って、すごい。
賑やかな現場となりました。
次回は、「塗り」と、仕上がり~現在。
について、書いていきます♪
現在、夏・真っ盛り。 まだ、結露のシーズンは体験していないのですが、暮らしはじめて約3ヶ月経過。
その途中報告を、いたしますー!