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  • 暮らしのハコ301・中原

団地・解体 ビフォー・アフター②


北側の部屋は、キッチンと和室にわかれていました。

ここは、キッチンダイニング・ワークスペースとするために、ひとつの空間にします。

仕事のある日は、帰宅後、夕飯の支度をして、みんなで食べて

子どもがまだ小さいので、少し遊んだらすぐお風呂で、寝る準備で・・・

となると、正直、リビングでゆったり過ごす時間って、ないんです。

そして、各々、風呂あがりも、くつろぐ~というよりは

キッチンスペースで、仕事の話をしたり、調べものをしたりする時間が多く

あまり「リビング」の必要性を感じていないんです。

ならば、リビングにいろいろ盛り込むのではなく

いちばん長く時間を過ごす場所を拡張しよう!という計画です。

まず、天井を失くします。

既存のキッチンと和室の天井の雰囲気が違うので、「ひとつ」の部屋にするために天井を解体します。

天井板をはずし

木枠を切断し外していきます。

天井って、思っていた以上に、ガッチリ作られているんですね。

つづいて、和室の押し入れを解体します。

解体のワークショップには学生さん、しかも女の子!の参加もあり、

しかも、彼女たちが、本当に積極的にガンガン解体してくださったのもあり、

活気ある現場となりました♪

押し入れの木枠を切断します。

キッチンと和室を隔てていた壁の解体をします。

解体ワークショップの日は、節分!ということで、鬼さんの参加もありました!

豆まきじゃ~~~。

工事を担当していただいておりますフロッグハウスの清水氏と鬼さん。

金棒代わりのバットとバールで、ございます。

解体で出た材を袋にまとめ、本日の解体は終了です!

参加してくださいましたみなさま、本当にありがとうございました!

愉しい現場でありました!

翌日は、ガラ出しです。

せっせと、外に出し、産廃車の到着を待ちます。

このビチッとキレイにならべられたガラたち。

大工さんの近隣の住民の方々に対する配慮と気持ちが表れていて、本当に素敵だな。

って感じるんです。

解体に続く、下地の工事も本当にていねいな仕事をしてくださり、ありがたいなあって。

気持ちや姿勢って、仕事の仕上がりに確実に表れていることを、あらためて実感いたしました。

積みます―。

これにて、解体、無事、終了です。

南の部屋、解体前は、こんな感じ。壁があるので、狭い印象ですね。 (不動産見学のオープンハウス時の様子なので、テーブルやら旗やら、ありますが)

壁が失くなるだけで、こんなに明るく広く感じるとは!

北側の部屋も、区切られているので、キッチンはとても狭い印象でした。

天井を外したので暗い印象ではありますが、ここからどう変化していくか・・・楽しみです。

普段、解体の現場は、なかなか目にする機会がありません。

家・部屋って、どんな構造になっているんだろう。

と、知ることで、家に、そして、自分の暮らしに関心が高まり愛着がわくような。

そんな機会や場を、これからも作っていけたらなあと思っています。

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