はじめまして。こんにちは。
中原あずさと申します。
夫婦で手作りの家具と額縁を作る仕事をしています。
子どもが生まれて、引越しを考えたとき 漠然と「団地がいいな」という想いがありました。
たぶん、わたし自身が、団地で生まれ、団地で育った人間なので 「団地の良さ」を、肌で憶えているんだろうな。 そんな感じなんです。
では、いざ、引越しとなったとき、いろいろな選択肢が出てきました。
団地は、「賃貸」と思いこんでいたら、じつは「分譲」もあったり。 そのまま住めるような部屋もあれば、 手を加えなければ住めない状態の部屋もあります。
いろいろ調べ、考え、辿り着いたこたえは
「中古の団地を購入して、リノベして住みます。おしまい」
ではなく、もっと、「まち」に関われないかな? ということでした。
団地に限らず、いま、この国には、活用されず眠ったままの「中古ストック」がたくさんあります。
空き家が増え、寂しくなってしまう「まち」が、あります。 それにもかかわらず、新しい建物も作られています。 作られる理由は、たくさんあります、きっと。
でも、自分たちは、「あるものを活かそう」 活かすことで、暮らすまちが、もっと元気になったら素敵だな。 と思ったんです。
正直、「ひとつの部屋」だけ活かしても、何かが急変することは、ないと思うんです。
最初は、たぶん、ひとつの「点」にすぎないと。
だけど、点が、点々になって、つながって、ひろがって。
ひとつの部屋から・・・団地へ・・・まちへ・・・
夢ですね。
そして、自分たちの、目の前のことだけではなく 子どもに、「たのしい!」と思える「まち」を、贈りたいな。 そんな願いが、あって。
動きだしました。
これから、なんです。
どうぞ、よろしくお願いいたします!