4月9日・10日、桜のまだ残る高倉台にて。
【DIY団地301】の、オープンハウスが開催されました。
両日とも、来場者の途切れることのない、にぎやかな場となりました。
今回、このオープンハウスを通して伝えたかったことは、2点。
① 中古住宅・団地の可能性
② 暮らしつくりに主体的に関わることの、おもしろさ
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①は、暮らしの場の選択肢として、「新築戸建てが最高!」なのかな?って。
使いかた(直しかた)次第で、中古住宅は、生きかえるし、
これは好みによるのかな?とも思うんだけど、新築にはない、時間経過ありの建物だからこその「味わい」が楽しめます。
建物の少ない郊外ではなく、在るのに使われていない建物の密集している都心部ならではの、暮らし方の選択のひとつなのかな?って思うんです。
でも、団地のイメージって、こんなでしょう。「古い・狭い・不便」
たしかに、現状の中身のまま暮らすとなったら、これらは否めない。
そこで、考えて、作ったのが、この【DIY団地301】
団地なのに、団地じゃないみたい。
こんなに、広いと思わなかった!
変わったね。団地って、こんなに変わるんだね。
来場者の方々からは、こんな声をたくさんいただきました。
そして、②に、つながるんです。
どんな暮らしの場が、自分たちは「心地よい」と感じるかな?
それは、どうしたら実現できるかな?
誰かが作った、誰かがお膳立てしてくれた、「よくわからない住居」ではなく、
自分で「こうしたい!」と考えて作る住居は、きっと、その人にとっての「心地よさ」につながると思うんです。
この、部屋はたくさんの人のチカラが集結して出来上っています。
その知恵やノウハウを、部屋のあちこちに展示した説明や、この部屋つくりに携わったプロから直接、ざっくばらんに話を訊ける場を設けたことで、
「暮らし・家つくり」は、もっともっと、身近なものなんだよ。
ということを、伝えると同時に、自分でやる・自分で考えるからこその、おもしろさ・充実感を届けたかったんです。
でも、【DIY団地301】は、これだけじゃないんです。
イイお部屋できたでしょう~。いいねえ。で、終わるのではなく、ここからがスタートなんです。
まちに根差した、みんなにとって馴染み深い建物、団地。
ならではの良さを活かしながら、「まちにひらかれた場」として、ゆるやかに開けていきたいな。
と考えています。
と、いったところで、ここは住居です。
コミュニティスペースでも、フリースペースでもなく、ここで暮らすんです。
そう、暮らしているからこその面白さも込めた、まちの人と「つながれる場」が生まれるよう。
少しずつ、準備を進めていきますね。
でも、その前に、引越しだーーー。
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今回は、ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!
日が合わなくて、行かれなかった。こんな質問したかった・・・。
などなど、なにか気になることありましたら、コメントでも、このサイトのコンタクトページからでも。お気軽にメッセージください。
では、またー。